ついにお漏らし
いや俺じゃないよ!?
ビラーゴくんがね!?
そうなんです。
ついにビラーゴくんがガソリンをお漏らししてしまったのです!!!
その時の様子がコチラ
ダバァ pic.twitter.com/csBVWNH33V
— こしずみ (@BNR_p) 2019年3月23日
燃料コックを回してもじわじわとガソリンが出てきてしまいます。
これは非常にまずい…………
安全面的にも、経済的にもよろしくない。。。。。
じゃあどうするか?
ババン!!!!!
替えの燃料コック登場ーーーー!!!!!!!!!!
は???なんで替えの燃料コックなんか持ってんの??
って思う人が100人中520人くらいいると思うんですけど落ち着いてください。
実はですね、以前生産中止になったキャブヒーターを手に入れるためにキャブごと購入したんですが、なんとそのキャブにおまけとして燃料コックとポンプがついていたんですね〜(*^^*)
(右下が燃料コックで左下の六角形のやつがポンプ)
いや正直これを使う日がくるとは思ってませんでしたよ。
はっきりいって想定外ってやつです。
これはですよ、まさに今、予想だにしない出来事が起きた、ということであります。(安倍晋三)
ということで奇跡的にも替えの部品が確保できていたので交換します。
ビラーゴは負圧で燃料を吸っています。
いわゆる負圧式ってやつで、落下式ってやつもあります。
落下式はコックに ON/OFF/RES があって、
負圧式には ON/PRI/RES があります。
ちなみに燃料計がついてるやつとか、インジェクションとか、電子制御で燃料をコントロールしてるやつにはなかったりします。
負圧の場合、走る時はONかRES(リザーブ)にします。この状態だとクランキングしているときのみ燃料を取り込みます。
ONだとタンクの中にガソリンがあとちょっとだけ入っている、っていう状態(大体残り2ℓくらい)になるまでガソリンを吸います。
RESだとタンクが空になるまで吸えます。
すなわちコックONにしておくと、ガス欠になってもRESにすれば約2リットルで走れる分は確保出来るってわけです。
ちなみに燃料計がついてるやつにはRESないことが多いです。気をつけてください。
PRI(プリセット)は、負圧がなくても燃料を排出するようになっています。要するに垂れ流しってイメージです。
キャブの中にガソリンを供給したいときに使います。
基本的に整備したときでキャブにガソリンが入ってないときとか、タンクの中からガソリンを抜きたいときにしか使わないモードです。走る時には使いません。
落下式は走る時にONにして、走らないときはOFFにします。つまりエンジン切ったらOFFってことです。
ただぶっちゃけ自分に落下式の知識がないのでそれ以上のことはよくわかりません。
なんかそうしないとよくないみたいですね。
なぜかは知らんですけど。
まあRESは同じ概念で作られてます。
落下式は負圧式に比べると、乗る度にコックをONにする手間がありますね。ただし負圧式は落下式に比べてホースがやたら多くなります。整備のときグチャグチャになりがちですね。
あと吸気がパワーフィルターだと相性がよくないみたいです。これもあまり詳しくはないですが。
まあ正直今回はあまり負圧とか落下とか関係ないんですが、コック周りのホースを外していきます。
多少なりともガソリンがこぼれる可能性があるので、タオルとかを多めに用意して、当たり前ですが火気厳禁です。タバコ吸いながらとか絶対ダメです。あと作業終わってすぐも危ないのでやめましょう。
ご想像のとおり、タンクから流れてくるガソリンをコックでコントロールしているわけなので、コックからホースを外した瞬間に燃料がダバァします。
タンク内に大量のガソリンが残ったままだとやたらすごい勢いでダバァすると思うので、あらかじめガソリンを抜いておきましょう。
特にRESからは、完全に抜かないとダバァします。まあある程度抜いておけば排出圧力は下がるので、勢いよく飛び出してくることはありません。
あとは抜いたホースを新しいほうに差し替えるだけです。
手がガソリン臭くなりますが、しばらくすれば消えるので気にしないでほっときましょう。
今回の作業で特段難しいことはありませんが、燃料系統をいじるときは周囲にガソリンを撒き散らす危険性があるので、いざとなったときにホースを塞ぐ手段なり道具なりをすぐ手の届くところに置いておきましょう。
タオルやウエスは多めに用意して、こぼれたときにすぐ拭き取れるようにしておくとよいです。
また、周囲で火を使わないように十分注意してください。
揮発して周囲にガスが広がるため、ガソリンの近くじゃなくても危険です。
特に屋内でガソリンを扱うときは換気必須です。揮発したガスになんらかの理由で引火したら一発ドカンで建物吹き飛びます。マジで気をつけてください。
とまあ簡単な作業ではあるものの、ガソリン使う以上危険です。
ガソリンは危険物だということを忘れてはいけませんね。
なんか説教くさくなっちゃったけどマジで危険ですから!